当会が、2021年7月1日現在でまとめた標記についての最終集計結果をお知らせします。
多くの会員企業様からご回答をいただき、誠にありがとうございました。
調査概況
当会が7月1日現在でまとめた「春季労使交渉妥結結果」では、ご回答いただいた128社の総平均で、妥結額5,298円、アップ率1.65%となり、前年実績(同5,931円、1.88%)と比べ若干の減少(同▲633円、▲0.23%)となった。
業種別にみると、製造業57社の平均は、5,700円、アップ率1.71%で、昨年(6,355円、1.93%)と比べると妥結額、アップ率(▲655円、▲0.22%)とも減少した。非製造業71社の妥結額平均は、4,262円、アップ率は1.49%で、昨年(4,839円、1.74%)と比べると妥結額は、(▲577円、▲0.25%)減少した。
改定の実施内容では、「定期昇給のみ実施」企業が88社(68.8%)で最も多く、次いで「定昇とベアを実施」企業が28社(21.9%)、「定昇なしベア実施」企業が8社(6.2%)、「賃金改定を行わない」4社(3.1%)となっている。