当協会が、2024年7月1日現在でまとめた標記についての最終集計結果をお知らせします。
多くの会員企業様からご回答をいただき、誠にありがとうございました。
調査概況
当協会が7月1日現在でまとめた「春季労使交渉妥結結果」では、ご回答いただいた141社の総平均で、 妥結額14,626円、賃上げ率4.93%となり、前年実績(同10,583円、3.67%)と比べ大幅な増加(同4,043円、1.26%)となった。
業種別でみると、製造業で「電気機器」「輸送用機器」、非製造業で「商業」「運輸」が5%を超える引き上げとなった。
規模別では、1,000人以上の妥結額・賃上げ率(16,355円、5.39%)が、全体の妥結額・賃上げ率を引き上げた。
改定の実施内容では、「定昇とベアを実施」企業70社(49.6%)が最も多く、次いで「定昇・ベアの区分なしの賃上げ実施」企業が40社(28.4%)、「定昇のみ実施」企業28社(19.9%)、「定昇の一部実施」企業1社(0.7%)、 「賃金改定を行わない」2社(1.4%)となった。
