当協会が、過日実施いたしました標記の調査結果をお知らせします。
多くの会員企業様からご回答をいただき、誠にありがとうございました。
調査概要
1.調査内容
平成27年4月及び平成26年4月採用の新卒者数(学歴別、男女別、外国人留学生数)
2.回答総数
159社
3.結果の概要
159社全体としては、一社平均18.1人から19.3人へと、昨年調査(14.2人→15.2人)と同様、採用増となった(実数では189人の増加)。
業種別、企業規模(従業員数)別の概要は以下のとおり。
(1)建設業(18社)は300人以上の企業では昨年と同様、積極的採用により1社平均2.8人の増加。全体としても増加傾向であった。
(2)製造業(61社)は1,000以上の大手企業では1社平均100人の大台に乗り(100.8)、前年比20.6人の大幅な増加となった。一方で1,000人満の企業では大きな変化はなく11人以下の採用で推移している。また、外国人留学生(女子)の採用が増加している。
(3)運輸倉庫業(17社)は500人以上の企業では平均27人から37人へと大きく増加。500人未満の企業では平均して3人(昨年4人)と大きな変化はない。
(4)卸小売業(24社)は500人以上の企業で平均60人から58人へと微減。500人未満の企業では平均8人~9人と大きな変化はない。
(5)金融保険業(9社)は平均37人で変化なし。
(6)福祉医療関係(6社)は平均84人から89人へと小幅増。
4.本年の特徴は、昨年は減少傾向にあった大手製造業(75.8→70.0)が、今年は大幅に採用を増加させ、逆に昨年は採用を増やした大手卸小売業(44.3→59.8)が、今年は減少に転じたことにある。